古くからオアスン海峡を隔てた隣国デンマークとの関係が深く、建造物にもその名残が見られます。また有数の肥沃な土地として知られ、その産物で潤った貴族が建てた城は今でも多数残っています。オアスン(Oresund)海峡大橋の開通によりマルメ(Malmo)を拠点に活気づいています。
≫ オアスン海峡橋 Oresund
デンマークとスウェーデンを隔てるオアスン海峡に橋が架かり、2000年7月に開通。デンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメを結ぶ全長 16kmの橋で、中間の人口島を境にマルメから約8kmが橋、その先が海底トンネルとなっています。
橋は上層が自動車、下層が鉄道用の二層構造で、橋の開通とともにストックホルムとコペンハーゲンの直通列車も運行、所要約4時間半~5時間。
≫ルンド Lund
中世ヨーロッパ学問の町
マルメから電車で約15分のところにある大学の町。町の創設は990年頃と言われています。1666年に設立されたルンド大学のあるこの町は、中世期のヨーロッパの学問の中心地のひとつでした。
≫ヘルシンボリ Helsingborg
デンマークに一番近い町
デンマークのヘルシンオア(Helsingør)からわずか5kmの対岸にある人口約12万の町。
フェリーは約20分、30分毎に運行しています。