有名人

日本語

有名人

童話作家のアンデルセン、デザイナーのヤコブセン、画家のムンク、作曲家のグリーグなど。

スカンジナビアは歴史に名を残す数々の著名人を生み出しています。ゆかりの地や関連スポットを合わせてご紹介します。


≫デンマーク

 ■ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen (1805-1875)

童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、1805年4月2日、デンマークにあるフュン島のオーデンセに貧しい靴屋の息子として生まれました。幼少の頃から読書と演劇に旺盛な好奇心を発揮。1819年9月4日、アンデルセンは14歳の時、デンマークの首都コペンハーゲンへ。その後、苦学の末、1835年に作家の道に入り童話を書きはじめ、『人魚姫』『マッチ売りの少女』『親指姫』『みにくいアヒルの子』『はだかの王様』『赤い靴』など多くの名作を残しました。また、童話だけでなく、「デンマーク、わが祖国」は第二の国歌として国民に親しまれています。

生涯を通じての創作の幅は広く、150編にも及ぶ童話のほか、詩、小説、紀行文や切り絵など、様々な芸術作品を残しています。その作品の中で、人生の様々な側面に触れ、彼自身「私の生涯は、まるで素晴らしい童話のようだった。」と言っています。創作童話はアンデルセン本人が、子供たちを喜ばせ、楽しませるために書いたものです。アンデルセンは子供に直接語りかけるように日常的な言葉を選び、目に浮かぶように語りかけました。多くの子供たちから愛されたアンデルセンですが、当時は著作権もなく、決して裕福ではありませんでした。

【ハンス・クリスチャン・アンデルセンゆかりの地】

フュン島 Fyn

アンデルセンが"デンマークの庭園"と呼んだ、美しい自然に恵まれた島。彼の故郷のこの島には、デンマークで最も古いニューボー城(Nyborg Slot)や、北ヨーロッパでもっとも美しいといわれる水上城郭イーエスコウ城 (Egeskov Slot)など、見応えがあります。

オーデンセ Odense

アンデルセンが生まれ育った街オーデンセは、首都コペンハーゲンから列車で1時間半、デンマーク第3の都市にしてフュン島最大の街です。昔ながらの街並みがそのまま残る童話の世界です。小さな街に、アンデルセンの大きな宇宙。作品のヒントになった風景をたどります。

アンデルセン博物館 H.C. Andersens Hus


アンデルセンの生家を博物館にしました。アンデルセンの70年の生涯を原稿、手紙などの展示で解説してあります。アンデルセン童話集はもちろんのこと、彼の遺品、直筆原稿などに出会えます。博物館の周りは、当時の町並みがそのまま残っています。かわいらしい町並みを是非歩いてみてください。オーデンセ中央駅から歩いて7分のところにあります。アンデルセン生誕200年を機に、2004年の秋にリニューアルされました。
開館日 10:00-16:00 (6月16日~8月31日 9:00- 19:00)
休館日 月曜(9月1日~6月15日)
入館料 35kr

アンデルセン幼年時代の家 H.C. Andersens Bamdomshjem


彼が2歳から14歳までを過ごした家を保存しています。
開館日 11:00~15:00 (6月中旬~8月 10:00~16:00)
休館日 月曜日
入館料 10kr

 

 

聖クヌード教会 Sct. Knuds Kirke


アンデルセンの両親が結婚式を挙げた教会で、彼自身もここで洗礼を受けました。この時、アンデルセンは靴をプレゼントされ、その感激をモチーフに『赤い靴』を創作しました。13世紀のゴシック様式の教会はデンマークには数が少なく、建築そのものも歴史的に重要とされています。

 

 

アンデルセン公園

聖クヌード教会(Sct. Knuds Kirke)の裏にある公園で、アンデルセンの像があります。

アンデルセン童話の銅像


オーデンセには、アンデルセンの童話をモチーフにした楽しい銅像があちこちにあります。親指姫、鉛の兵隊、はだかの王様など全部で9つの銅像があります。

 

 

 

アンデルセン・パレード The H.C. Andersens Parade

アンデルセン童話の中でも特に有名な35キャラクターが登場。
6月22日~8月11日 (11:00、13:00、15:00)
入場料:無料

アンデルセン野外劇 H.C. Andersens Festival


真夏の1ヶ月間、フューネン・ヴィレッジで子供たちが演じる劇。
7月13日~8月7日 (16:00)

 

 

 

 

シェラン島 Sjalland
コペンハーゲン Copenhagen
ニューハウン (「新しい港町」の意味) Nyhavn


アンデルセンは、童話作家としてデビューした当時と晩年を、18世紀に作られた美しい建物が並ぶ運河の町「ニューハウン67番地」で過ごしました。コペンハーゲンは、彼の生活の原点といえるでしょう。ここで彼は『幸福の長靴』や『わが生涯の物語』などを書いています。

 

 

 アマリエンボー宮殿 Amalienborg


1760年に建てられ、1794年にクリスチャンスボー城が火災に見舞われて以来、王室の居城となっているロココ様式の宮殿。王室の住いではありますが、宮殿内の敷地を一般車両が自由に行き来しているあたりは、オープンなデンマーク王室ならではといえるでしょう。衛兵交代式は正午からです。11月から4月にかけて、女王が在宮日には楽隊が街を練り歩き、正午にアマリエンボー宮殿に到着します。この宮殿から『えんどう豆のお姫様』『しっかり者の錫の兵隊』『おやゆび姫』の話が生まれました。

 

チボリ公園 Tivoli


1843年に作られた世界最古の遊園地。昔から国民の憩いの場であり、アンデルセンもここには週に一度は訪れていたようです。ここでは、『ナイチンゲール』の作品が生まれました。花火は水、土、日、祭日に上がり、5月にはチューリップ、6月にはバラの花が咲き、薄暗くなると園内の11万個のネオンが輝きます。また、冬にはクリスマスマーケットも行われます。

 

 アンデルセンの像 Statue of Andersen


コペンハーゲン市庁舎の横手にアンデルセンの像があります。市庁舎前広場からコンゲンス・ニュートウ広場まで約1.2kmを結んだ「ストロイエ」(デンマーク語で「歩く」と言う意味の歩行者天国)があり、ストリート・パフォーマンスを楽しむこともできます。古い建物を改装して作られたお店や、ロイヤルコペンハ-ゲンやジョージジェンセンの本店をはじめとするブランドショップが並び、ショッピングを楽しむことができます。

人魚姫の像 Den lille Havfrue


コペンハーゲンには、アンデルセンの童話で名高い人魚姫がひっそりとたたずんでいます。完成は1913年8月23日。作者はエドワード・エリクセン。イメージを与えたのはバレリーナのエレン・プリースですが、実際のモデルは妻のエリーネです。腰から下は魚であるはずの人魚ですが、この像の足は足首近くまであります。モデルの足があまりに美しいので、ウロコで覆うのが忍びなかった為と言われています。この美しい像は過去何回か災難に遭っています。
そのほか、コペンハーゲンにはローゼンボー宮殿(バラ公園)内にアンデルセン像があります。アンデルセン童話ゆかりのスポットとしては、フィスクコーネ(Fiskkone) 『2人の男爵夫人』、聖ペトリ教会(Skt. Petri Kirke) 『ある母親の物語』、円塔(Rondetaarn) 『火打箱』、コペンハーゲン市庁舎前広場のクリスマスツリー『モミの木』『マッチ売りの少女』などがあります。

アンデルセンが眠る墓「アシステンス・キアケゴー」


彼と同じ時代を過ごしたゆかりの人々とともにアンデルセンが眠る墓地。墓守のアンデルセンさんが案内してくれます。
この墓地について(pdf)

 

 

ヘルシンオア Helsingor

ヘルシンオアにあるクロンボー城(世界遺産)では、『デンマーク人ホルガー』を書き上げました。

ロスキレ


ロスキレ大聖堂(世界遺産)は、『真珠の飾りひも』に登場します。1170年に建設、2本の尖塔がそびえる壮麗な大聖堂です。

 

 

 

スケルスコー Skalskor

晩年のアンデルセンを庇護した、荘園領主たちの街。彼はここで晩年の十数年間、荘園主たちと交流を深めたといわれています。

ホルスタインボー城 Holsteinborg

アンデルセンが最も多く訪れた荘園で、スケルスコーの東13kmにあります。彼が使っていた書斎、寝室は当時のままに保存されており、滞在中の彼の生活が偲ばれます。部屋からは壮大な庭園が望め、周辺には緑豊かな田園風景やスモランズ海、ストアベルト海峡の景色が広がっています。見学は要予約。スケルスコー観光協会へ。

バスネス城 Basnas

アンデルセンお気に入りの城。今残っているのは 1838年以降に出来たもので、八角の塔を持つゴシック様式の建物です。

ギッセルフェルド城 Gisselfeld

アンデルセンが滞在中に書いた童話の中でも、『みにくいあひるの子』は、あまりにも有名。デンマーク最大の荘園です。


■アーネ・ヤコブセンArne Jacobsen(1902~1971年)

 
デザイナー、建築家
【代表作】
ラディソンBluロイヤル・ホテル・コペンハーゲン(コペンハーゲン)、デンマーク国立銀行(コペンハーゲン)、オーフス市庁舎(オーフス)など。デザインはセブンチェア、エッグチェア、スワンチェアなど
【関連スポット】
建築は上記の場所と、ベラヴィスタ(コペンハーゲン郊外、彼が開発したリゾート地)、レストラン・ヤコブセン(リゾート地ベラヴィスタ)

 


■ソーレン・キルケゴールSoren Kirkegaard(1813~1855年)

哲学者
【代表作】
著書「死に至る病」「あれかこれか」など
【関連スポット】
国立図書館庭園内の像(コペンハーゲン)、アシステンス墓地(コペンハーゲン)


■カーレン・ブリクセン Karen Blixen (1885~1962年)


女流作家
【代表作】
「アフリカの日々」(映画「愛と哀しみの果て」の原作)
【関連スポット】
カーレン・ブリクセン博物館(北シェラン島)

 


≫ノルウェー

■エドワルド・ムンク Edvard Munch (1863-1944)

ノルウェーを代表する画家・版画家。オスロの「国立美術館」には、「叫び」や「マドンナ」などムンクの主要作品がすべて展示されている「ムンクの部屋」があります。「ムンク美術館」には、ムンクがオスロ市に寄贈した絵画、版画、デッサンなど2万点近い作品のうち500点を定期的に入れ替え、展示しています。また、ムンクが幼少時代に描いた絵や手紙も展示されています。彼は同じモチーフを用いて、繰り返し同じテーマを追求していたので、両美術館で「叫び」を見ることができます。有名な夕焼けが燃えるようなオレンジ色の背景の「叫び」は、国立美術館に展示されています。

2013年はムンクの生誕150周年です。 http://www.munch150.no/


■グスターフ・ヴィーゲラン Gustav Vigeland (1869-1943)


ノルウェーが生んだ彫刻家。オスロにある「フログネル公園」にはヴィーゲラン作の彫刻が200もあり、なかでも121体の老若男女を組み合わせた17mの石柱「モノリッテン(人間の塔)」や「おこりんぼう」はとくに有名です。彫刻全てが人間とその一生をモチーフにしており、誰もが直接手に触れ、身近に感じることができます。広々とした緑の敷地は、オスロ市民の憩いの場となっています。彼の初期の住居、アトリエ跡には「ヴィーゲラン博物館」があり、彫刻を中心に1万点以上の作品が展示されています。


■エドワルド・グリーグEdvard Grieg (1843-1907)


「朝」などが有名な、ノルウェーが誇るベルゲン出身の作曲家。ベルゲン郊外の町トロルハウゲンには、晩年を過ごした「グリーグの家」が当時のまま残っています。グリーグはフィヨルドを見渡せるこの場所で、ピアノ曲を数多く作曲しました。隣にはグリーグコンサートホールがあり、グリーグが作曲する時に眺めていた同じ景色を見ながら演奏を聴くことができます。また、ハダンゲルフィヨルドなどの大自然から曲想を得て素晴らしい作品も作り出しています。


■ヘンリック・イプセンHenrik Ibsen(1828~1906年)


作家
【代表作】
「ペール・ギュント」「人形の家」など
【関連スポット】
グランド・カフェ(オスロ、イプセンがよく通っていた)

 


1.0.73.783