オーロラ

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オーロラ

ノルウェー北部では、自然の神秘ともいえるオーロラと真夜中の太陽を見ることができます。

 オーロラという名称は、ギリシャ神話の「あけぼのの女神」の名に由来します。その昔、スカンジナビアのヴァイキングたちは「北の(Nordlys)」と呼び、航海の道しるべにしていたといわれています。
オーロラは日照時間の短くなる秋から春にかけてよく見えるようになり、真夜中の太陽は日照時間の長い夏に見ることができます。


≫ いつ見られる?

オーロラ
オーロラの発生そのものは季節に関係なく起こります。
ただしその現象は発光現象のため暗くないと見えません。オーロラが出現する極地方では、夏は太陽が沈まず日照時間が長いため、オーロラを見ることができません。

日照時間が短くなる9月から4月上旬頃がオーロラを観賞できる季節です。真冬ももちろんのこと春や秋も出現しやすいと言われています。
より暗い場所のほうが観測しやすいのですが、月光はそれほど気にする必要はありません。雪や建物が月光に照らされ、かえってドラマチックな写真が撮れることもあります。
一度出現すると1時間くらい発光していることもありますが、光量が多く大きな動きを見せるピークは通常10分ほどと言われています。

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≫ 色や形は?

オーロラ
オーロラにはさまざまな形がありますが、大きく分けると2種類です。

ひとつは縞模様がある線構造オーロラと呼ばれるもので、形が変化しやすいのが特徴です。オーロラが発生している場所と観測する地域との角度によって帯状、カーテン状、コロナ形などの形に見えます。

もうひとつは、縞模様のない非線状オーロラで、動きが少なく形もほとんど変化しないのが特徴です。
色は、太陽風の中の粒子がぶつかる気体や発生する高さによって異なります。酸素の原子とぶつかると緑や赤に、窒素の分子とぶつかると赤になります。一番よく見られるのは黄緑色、逆に赤は非常に珍しく稀にしか発生しないようです。 


≫ どんな服装がいいのか?

夜の観賞はやはり寒いもの。ダウンジャケット、厚手のコート、帽子、手袋、マフラー、厚手の靴下、靴底が厚くて安全なブーツの準備をお勧めします。
空を見上げる10分程度の時間ならば服装も重装備は必要ありません。薄手のものでも重ね着して、体のまわりに空気の層をつくると効果的です。
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≫ オーロラを撮影する

写真: 長時間露出できるカメラがおすすめ。コンパクトカメラでも、バルブやタイマーのついているものなら可能です。
バッテリーを使うカメラの場合、保温に注意してください。レンズは明るい広角レンズか、魚眼レンズで、フィルムはISO400 以上の高感度フィルムを。三脚、レリーズも必須です。肉眼では、みにくい赤や黄色のオーロラが写っていることがあり、思いもよらない美しいオーロラが撮影できることがあります。

ビデオ: ホームビデオの場合、スローシャッターがあるものを使います。満月の日なら撮影できるでしょう。


≫ オーロラに出会える場所

オーロラが出現する確率の高いオーロラ帯(地図を参照)のなかでも、スカンジナビア半島の北部は、北米など他の地域に比べて比較的温暖でインフラが充実している場所で観賞できます。
観測のために夜遅く人里離れた場所に移動しなくても、宿泊施設内や周辺でもオーロラを見ることができるのです。外の気温は極端な寒波が来ていない限りは冬でも-10~-15℃です。外での観賞がしやすく、空を見上げる10分程度の時間ならば、服装も重装備は必要ありません。

特にノルウェー北部は沿岸を暖流が流れているためト1月のトロムソ平均気温は札幌よりも暖かいほどです。人が住む地域でのオーロラ観賞は、家の明かりとオーロラの幻想的な光のコントラストが素晴らしく美しいものです。
しかも、昼は犬ゾリやスノーモービルをはじめとするアウトドア・アクティビティの他に「氷のホテル」「ホエールウォッチング」「世界最北の旅客鉄道」「世界で最も美しい航路と呼ばれる沿岸急行船」などの観光やショッピングが楽しめるのもスカンジナビアの特徴です。
また観測データによると午後8時~11時の時間帯が最もオーロラの出現率が高く、眠い目をこすって遅くまで起きている必要もありません。早ければ夕方5時~8時には出現することもあり、ごく普通に観光や食事を楽しみながらオーロラを観賞できるのがスカンジナビアなのです。

ここでは、ノルウェーのおすすめの場所をご紹介します。

オーロラ帯

 


≫ ノルウェー

ボードー Bodo
「岩の島々の緑地」を意味する、ボードー。商業都市で、鉄道駅、沿岸急行船停泊駅、空港のある交通要所です。
アクセス 空路、オスロから1時間半。トロムソから1~2時間。陸路、トロンハイムから10時間。航路、ベルゲンから62時間。
www.visitnorway.com/en/where-to-go/north/bodo/

ロフォーテン諸島 Lofoten
自然と素朴な村が美しく調和する諸島です。
アクセス 空路、ロフォーテン諸島の玄関口スヴォルヴァールへはボードーから25分。航路、ボードーから6時間、ハシュタから10時間。
www.visitnorway.com/en/where-to-go/north/lofoten/

ナルヴィーク Narvik
ノルウェー最北の鉄道駅がここにあります。
アクセス 空路、オスロからボードー
www.visitnorway.com/en/where-to-go/north/narvik/

トロムソ Tromso
北極圏最大の街。オーロラ観測所、トロムソ大学構内にはオーロラ・プラネタリウムがあります。
アクセス 空路、オスロから1時間50分。ボードーから1~2時間。トロンハイムから2~3時間。航路、ベルゲンから64時間。
www.visittromso.no/
オーロラ研究の拠点として知られるトロムソ

アルタ Alta
1万年前に、ノルウェー最初の文化の花開いた街。コムサ文化の遺跡や、現在も残る壁画を見ることができます。
アクセス 空路、オスロから3時間。トロムソから35分。
www.visitnorway.com/en/where-to-go/north/alta/

ノールカップ Nordkapp
ヨーロッパ最北端の岬。ここから北極圏までは2110km。
アクセス オスロから空路でトロムソまで、乗り継いでホニングスヴォーグまで最短約1.5時間。そこからバスで1時間。途中、スノーモービルで移動。
www.nordkapp.no/en/

 


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