4本の幸せ「クヴィック・ルンシュ」が75周年!

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4本の幸せ「クヴィック・ルンシュ」が75周年!

ノルウェー人はハイキングや山登りが大好きな国民。山や森に行くときのお供といえば、チョコレートスナック「クヴィック・ルンシュ」Kvikk Lunsjが定番。

直訳すると「手軽な昼食」。ウエハースをミルクチョコレートでコーティングしたお菓子で、パキパキと手で割って4本に分かれます。ノルウェーではおなじみのチョコレートメーカー、フレイアの主力商品です。
このクヴィック・ルンシュ、ノルウェー人にとっては単なるチョコレートではありません。自然の中でのハイキング、赤いほっぺ、幼少時代の楽しい思い出が詰まった4本の幸せなのだとか。そんなクヴィック・ルンシュが、2012年で75周年を迎えました。

製造元であるフレイア社の公式ウェブサイトには75周年特別ページが設けられ、ノルウェーのアウトドア誌「山と平野」("Fjell og vidde")でも、発売した1937年当時のフレイア工場の様子や、1939年の宣伝文句「卵1個とバター付パン2枚と同じくらい栄養のある食料」などの広告ポスターなど、その歴史を詳細に紹介しています。

クヴィックはその味のみならず、緑・黄・赤のラスタカラーのパッケージも愛されています。驚いたことに、発売当初の1937年から2012年まで変わらぬデザインなのだそう。クヴィックは、スーパーで買える手軽でおいしいノルウェーみやげでもあります。ノルウェーを訪れた際には、山へ行く機会がなくても、ひとつ手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

【トリビアで知るクヴィック・ルンシュ】
・ヨーロッパでチョコレートは高級品として売られていたため、フレイアも当初は高級路線をとった。
・創始者トローネは、探検家アムンセンの南極探検にも数キロものチョコレートを提供。
・アムンセンも「フレイアのチョコレートは我々の探検における主要栄養源のひとつ。素晴らしい商品だ」と記述。
・1931年、ヒューバート・ウィルキンスの潜水艦での北極圏探検には1トンのチョコレートを提供。
・ウィルキンスの探検は失敗したが、その理由は食糧ではない。
・2代目社長ハーラルが1935年にイングランドで発売開始された、4本に割れるウエハースチョコのキットカットに出会い、理想形を発見。
・1937年、ダークチョコレートを使用したクヴィック・ルンシュ2000枚が製造されたが、ノルウェー人の味覚に合わず売れなかった。
・次に甘いミルクチョコレートを使うと飛ぶように売れた。
・最初の20年間は手作り。女性16人が一列に座り、チョコレートの型にウエハースをひとつひとつ手作業で入れていた。
・ウエハースはノルウェー人の味覚に合わせた特別仕様。
・包み紙の裏側にはハイキングルートが書かれている。
・1967年のイースターに18人が山で亡くなるという事故が起き、それを受けて観光協会と赤十字が登山ルールを作成し、1969年にクヴィック・ルンシュの裏側に印刷されたのがそのはじまり。
・現行パッケージでは、現地観光協会がデスティネーションや登山家などを紹介。

詳細: Freia(ノルウェー語)
www.freia.no

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