◆第6話 クリスマスプレゼントとごちそう◆

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◆第6話 クリスマスプレゼントとごちそう◆

クリスマスのはじまりは「欲しいものリスト」

12月になるとはじまるのが、クリスマスプレゼントの「欲しいものリスト」づくり。本といった小さなものから、洗濯機、掃除機といった家電、お気に入りブランドのアクセサリー、フランス旅行など、なんでも書きます。
リストができたら、それを家族や親戚や友達に渡します。プレゼントを選ぶ人はそのリストを参考にして買い物をします。もちろんサプライズでリストにないものを買うのもあり。
買ったプレゼントは、クリスマスツリーの飾りつけをするときに一緒にツリーの下に置きます。開けるのは24日の夜。プレゼントには、ひとつひとつネームタグを付けておきます。

 

プレゼントがいっぱい!
12月1日になると、家の中に24個の小さなプレゼントが突然出現!
これは「カレンダープレゼント」と呼ばれる、かわいくラッピングされた小さなプレゼントを、子どもたちが毎日一つずつ開けていくというもの。
プレゼントは小さなものから大きなものまでさまざま。チョコレート、グミ、みかんなどの食べ物、鉛筆、小さなぬいぐるみやおもちゃなどが多いです。
このカレンダープレゼントのために、パパやママは12月になるまで、日ごろの買い物や旅行先などでちょっとしたものを集めておきます。
私のステイ先は、子どもが3人いたので、パパとママも、11月30日の夜は、小さなプレゼントのパッキングに追われ大変そうでした。

この他にも、日曜日のアドヴェントの日にはアドヴェントプレゼントをもらったり、スーパーで売っているアドヴェントチョコレートを毎日食べたりと、デンマークのこどもたちが12月にもらえるプレゼントの量は本当にすごい量です。なので、12月の子どもたちは毎日わくわくして過ごしています。

 

クリスマスのメニュー
お楽しみのクリスマスディナーは、家族そろっていただきます。

【人気の定番メニュー】
・フレスケスタイFlæskesteg…
豚肉のかたまりにハーブをふりかけて、オーブンでじっくり焼いたもの。パリパリになった皮が美味しい!ブラウンソースをかけて食べるのが定番。
・ロドコールRødkål…
赤キャベツの甘酢漬け。フレスケスタイに添えて食べます。
・ブルーネカトーフェラーBrunekartofler…
じゃがいもを炒め、とかした砂糖でキャラメリゼしたもの。
・リスアラマンRis ala mande…
甘いおかゆ。クリスマスのデザートといえばこれ。中には一つだけ割れていないアーモンドが入っていて、それが当たった人は特別なプレゼントがもらえます。
リスアラマンを食べる理由にはちょっとしたエピソードがあります。昔々、デンマークの人々は屋根裏や家畜小屋に住む小人ニッセのためにリスアラマンを作ったといいます。ニッセは日ごろ、こっそりと家畜のお世話をしたり、掃除をしたり、人間の生活を手伝ってくれる三角帽子をかぶった小人。でもニッセにご飯をあげずにお腹をすかせたままだと、農業がうまくいかなくなったりいたずらされたり。そのため、ニッセに日ごろの感謝をこめ、次の年の豊作を祈る意味でリスアラマンを食べていました。
農業国のデンマークらしい話です!

 

◆Kimikoプロフィール
静岡県出身の20代女性。2009年、デンマーク語を学ぶため、オペアを開始。コペンハーゲンから少し北の高級住宅地の一軒家に住み込みで、0歳から9歳までの子どもたちのベビーシッターと家事を一手に引き受けつつ、午後はデンマーク語の語学学校へ約1年間通う。
※ 記事中の写真はすべてイメージです
※ 記事は実話を基に再構成しており登場人物は仮名です
※ これはデンマークで学ぶ手段のひとつ、オペアとデンマーク人のライフスタイルを紹介する記事であり、弊局がオペア制度を奨励するものではありません

 

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