◆第12話 ランタン作りから始まるハロウィーン◆

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◆第12話 ランタン作りから始まるハロウィーン◆

10月になると、街ではハロウィーン用のかぼちゃが売られはじめます。

チボリ公園もかぼちゃや魔女のディスプレイに彩られてオープンします。ここ数年でデンマークでもハロウィーン文化が広がってきており、仮装をする子どもたちも増えているようです。


10月中旬のある日、仕事帰りのパパがイラちゃんの顔よりも大きいかぼちゃを買ってきました。さっそく中をくりぬき、種を取って、ジャック・オ・ランタンにすることに。どんな顔にするかみんなで相談です。がぼちゃは意外と柔らかく、さくさく切れます。出来上がったのは、ちょっとブサイクだけど笑顔のランタン。夕方には中にキャンドルを入れて、オレンジに光るランタンを楽しみました。

 

 

ホルガやハンスのお迎えルートにある家の玄関にも、各家庭手作りのジャック・オ・ランタンが並びます。おどろおどろしい顔のものや小さくてかわいいものなどさまざま。10月にはお迎えの帰り道もすっかり暗くなり、かぼちゃに点るオレンジの明かりを辿って歩くのが楽しいです。ちなみに、トリック・オア・トリートはデンマーク語で「スリック・エラ・バレーゼSlik eller ballade (お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」といいます。

 

 

ランタンは11月まで玄関の外に置いておいたのですが、しとしと雨が多かったせいかかぼちゃは腐ってしまいました。ハロウィーンを迎える頃にはどろどろになり、緑のカビが生え、顔も崩れ・・・。まるで本物のおばけのようで、子どもたちもかなり怖がっていました(笑)。



◆Kimikoプロフィール
静岡県出身の20代女性。2009年、デンマーク語を学ぶため、オペアを開始。コペンハーゲンから少し北の高級住宅地の一軒家に住み込みで、0歳から9歳までの子どもたちのベビーシッターと家事を一手に引き受けつつ、午後はデンマーク語の語学学校へ約1年間通う。
※ 記事は実話を基に再構成しており登場人物は仮名です
※ これはデンマークで学ぶ手段のひとつ、オペアとデンマーク人のライフスタイルを紹介する記事であり、弊局がオペア制度を奨励するものではありません

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